2007年9月12日水曜日

ルームメイト

今日はもう一個書きます

 
この間(ライオンキングを見に行った次の日)、
 
ルームメイト(David)の家族が来るってことで彼の家に招待されました。
 
で、別の友達に遊園地に誘われていて、
 
ホントはそっちに行きたかったんですが、
 
David の方と先に約束していたので
 
ちょっとイヤイヤながらそっちに行きました
 
で、彼の家族が予定されていたよりもずいぶん早く到着したみたいなので
 
部屋に戻ったらもう到着していました
 
で、自分は彼はアフリカ出身だと聞いていたので
 
てっきりでっかい黒人のファミリーが来てるかと思ってたんですが
 
ドア開いてびっくり!!
 
全員白人じゃないですか!?
 
ホストファミリーかな?と思いつつ
 
一緒に同行。
 
まず、楽しい話を先に。
 
彼のファミリーはめっちゃいい人たちで、
 
一日彼らとともに過ごしました。
 
まず、一番末っ子(8歳)のフットボールの試合があるってことで
 
それを観に行きました↓

ルールはちょっと違いますが、おもしろかったです。

彼らはタックルのかわりに

腰につけた紐をひっぱってそれでタックルのかわりにします

紐が取れたらタックル成功。

タックルは危ないからもうちょっと大人になってからするそう。

残念ながらゲームは負けてしまいましたが、

末っ子のノアはいい活躍をしてました

で、そのあとは家に戻ってお父さん、David、ノア、俺で

なんかルール的には輪投げ+フリースローみたいなゲームをして遊びました。

(コーンが入ったお手玉みたいな袋を投げて相手ボードの穴もしくはボード上にのせる)

普通に盛り上がりました。

そいでその日の夜は夕食後アイスクリームを食べに行きました

中央に写ってるのがその家族です。

家族構成は

お父さん(名前忘れた)

お母さん(名前忘れた)

スペンサー(長男、15歳くらい)

長女(名前忘れた 12歳くらい)

アビー(次女 11歳くらい)

ノア(次男 8歳)

デイビッド(年齢聞いてないけど、多分同じくらい)

で、この店はチェーン店らしいのですが、クリーブランドにしかないそう

で、次の日は教会行きました

前に日本で一度教会行ったことあったのでそこまで驚きはありませんでしたが

おもしろかったです

ゴスペルも上手。楽器も派手。

そいで基本他の宗教には興味があったので

いろいろお父さんに質問しました

まず、ノア(Noah)の名前の由来について質問しました

ノアはみなさん知ってるようにノアの箱舟(Noah's ark)のノアです

ノアは大洪水の前に神様から箱舟を作るように命じられ、

そしてその箱舟にいろいろな動物のつがいと自分の家族をのせて

難を逃れました。

そして水が引くまで長い間舟の中で過ごし、

水が引いたあと、動物たちを野に放ちました。

まあ、すごい簡単なあらすじです

(間違ってたら誰か教えてください)

で、お父さんの話に戻ります

で、聞いたところノアは実は

養子なのだそう。

ロシアから引き取ったっぽいです

だからロシアから長い旅をしてきたってことで

ノアと名づけたそうです。

あと、お父さんがクリスチャンになったのは30歳ごろらしいです

そのころお父さんはバリバリに働き、お金もあり、家庭もあり、

不自由なことは何もなかったそうです

でも、心に平和、平穏(peace)がなかったそうです

「何かが心に欠けている」

でも、何が欠けているのかずっと見出せなかったそうです

そして数多くの本を読み、数年間の時を経たあとで

自分に欠けているのはこれだと聖書を信じるようになったそうです

(奥さんは元からクリスチャンで、お父さんに勧めていたらしいですが、

お父さんは聖書は読んでみるけど、信じねえって状態だったそうです

で、今は立派なクリスチャン。

で、いよいよ David の話に戻りますが、

家族からいろいろな話を聞きました

自分はてっきり David は自分と同じように

International Student かと思っていたんですが

彼がアメリカに来たのは6年前。

今ではこっちで市民権なども手に入れたそうです

(だから多分国籍もアメリカ)

で、彼の国スーダンは今戦争(内戦 civil war)中らしいです

そして彼の両親は戦争で殺されたそうです

ホントにびっくりしました

思わずつばを飲み込みました

だから彼は難民(refugee)だったそうです

難民キャンプで暮らしていたそうです

だから彼がアメリカに来たときはホントに何も知らなかったらしいです

冷蔵庫、トイレ、エレベーター、電気の使い方

何も知らなかったらしいです

彼はたった6年ですべて吸収しました

今では何でも使います

携帯やパソコンだって使います

食べ物はおかげで何でも食べるらしいです

全部トライしてみるって状態らしいですけど

でも、彼の英語はまだまだです

しゃべれるけど、発音がかなりアフリカ訛りなので

俺は彼の言葉の75%は理解していません

他のアメリカ人でも聞き取れなかったみたいでした

彼の家族は慣れているのかガンガン聞き取ってました

こういう話を聞いていかに日本が平和で豊かか理解しました

(むしろあふれすぎてるのが現状ですが。)

そしてそういう国があるってことをテレビなどで知ってはいても

今まで人ごとにしてしまっていた自分に気がつきました

そしてまだそんな人たちが多く残っているという事実。

これは解決されねばならぬ問題です

自分たちがこれほど豊かな生活をしてる

反対にギリギリのラインで生きてる人もいる

世界は権利に対して平等を叫ぶようになってきたというのに

(権利の名前はわかりませんが)

ここではその平等が満たされていません

世界の人々すべてに先進国はもっといろんなものをわけてあげられるはずです

そして先進国というのは自分たちです

自分たちに何かできることがあるはずです

まだ何にも考えてないですが、これから考えていきたいと思います

みなさんも人ごとではなくちょっとだけでも

ホンキで考えてみてください

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あのね
先進諸国が経済援助をしたからといって途上国が豊かになるとは一概には言えないのですよ
これ大事

それと経済的に貧しい国=可哀想な国
という方程式は様々な方面から観測すると現実にはなりたっていないんですよ

うん難しい話ですが
短期的な目でみる援助と、長期的な目で見た援助の違いを理解できている日本人は少なくて日本の援助はあまり役にたってないのが多いの
なんか書いてたらすごい量いきそうなのでカットしとくね
でも難民は救助してあげたいよね
心中察します

chigi さんのコメント...

どうやったらいいんだろうね?短期的な援助が役に立たないのはわかるけど、長期的な援助ってどんなん?
教育施設、そしてそのための人員を送るとか?
とにかく援助ってのは難しいんだね。
何か画期的な方法があるといいのにね