2008年11月26日水曜日

IKEA+近況

昨日神戸のIKEAにレンタカーで行ってきました。
いつもの帰国生メンバーです。
で、ホントは何も買う予定なかったんですが、
IKEAのもののデザイン性の高さと価格の安さで購入してしまいました。
赤色のデスクランプでいい感じです。
しかし、IKEAはすばらしい。
家具というものを単体で売るんじゃなくて、
部屋でプロデュースする感じ。
そうすることによってインテリアや家具が生きてくる。
よく見える。
そこにさらに低価格で押してくる。
そりゃ買っちゃうわ。
そのうちIKEAの本も読んでみたいと思いました。

で、そのあと、港の近く行って海見たあと、スイーツ食べに行きました。
友達のお母さんが用事で来てて、お金を友達に渡してくれました。
僕たちはおかげでスイーツをただでごちそうになりました。
ホントありがたかったです。
チーズケーキと紅茶を頼んだんですが、
紅茶は慣れ親しんでいないので、やはりコーヒーの方がいいと思いました。
で、そのあとは神戸空港行きました。
夜景撮ったりして、いい感じでした。
ただ寒かったです。
帰りは残ったメンバーでアジアンデイズでごはん食べて解散しました。
アジアンデイズはキムチ鍋が出ててびっくりしました。
キムチパワーでお酒飲んだみたいに体あったかくなったんで
ホンマラッキー&感謝です。
まあ、昨日の月曜はこんな感じで過ごしました。

で、ですね、IKEAでデスクランプを買ったっていうことと、
最近少したるんでたので、部屋を一気に片付け&模様替えすることにしました。
部屋が散らかってると落ち着くかわりにマジでだらだらしてしまう。
必然的にモチベーション上がらず、家であまり活動しなくなる。
だから今日は帰って来てから、めしくったあと片づけ&模様替えを行いました。
どう模様替えするか考えてなかったので考えながらやりましたが、
なかなかいい感じに仕上がったと思います。
題して

「ワンルームなのに書斎付き!」

ちょっと工夫して勉強スペースを設けました。
ただインターネットケーブルがそこまで届かないことをすっかり忘れてて
作ったはいいものの読書&勉強&リラックススペースとしてしか使えないようです
(けっこう使えるか?笑)
理想はそこにパソコン置くことだったんですけど、置けてもネットは使えません。
まあ、なんかいい感じだし、気に入ってるのでいいです。
明日からしっかり頑張ります。
僕が一日を無駄に使う原因の一つは寝坊です。
寝坊することによって学校に行くのが遅くなる。
遅くなると日経新聞が取られてる。
あくまで読書しながら待つ。
手に入れた時にはけっこう時間遅くなる。
するとめしが外食(or 中食)になる
帰る時間遅いから夜の活動時間も短くなる。
寝る時間も遅くなる
結果、起きる時間も遅くなる。
という悪循環です。
これを早起きして正すことによって悪循環を断ち切ります。
あと最近、夜けっこう走ってるので
走る時間も必然的に生まれてきます。
だから頑張ります。

とりあえず、しなきゃいけないこと↓↓
・デジカメの勉強(販売のバイトするから)
・販売トークの練習(&質問作成)
・就活の説明会情報集め
・履歴書の内容レベルアップ

できればしたいこと↓↓
・ハングルの勉強
・趣味のレベルアップ
・自炊

してること↓↓
・英語勉強(ちょっとだけど)
・読書(今月は目標達成まであと一冊!)
・ランニング

してる無駄なこと
・寝坊
・長時間にわたる立ち読み
・たまにやるゲーム

頑張ります。
って言うけど大して頑張らないので
少しずつ改善していきます。
今日の部屋の片づけですっきりしたので
明日からましになると思います。
そいじゃ、また

2008年11月12日水曜日

留学ワークショップ

書くのが遅くなりましたが、この日は留学ワークショップに参加しました。
この企画はCIEスタッフであるシラッチモンドと山元君が企画したもので、
つまり学生による初の留学ワークショップ!
学生を熱くするというコンセプトのもと、僕は帰国生側として参加してきました。

学生の参加人数は40人くらい。
よく集まった方だと思います。
帰国生は13,4人くらい。
もうちょっと集められたらうれしかったですが、
相手人数考えたら、帰国生一人に対して3人くらいの学生だったので
しゃべりやすかったです。
持ち時間は15分で5分休憩の3セット。
それで帰国生がローテーションのような形で
次のテーブルに移動。
今回のもうひとつのコンセプトが
「できるだけ多くの帰国生と話してもらう」
ということだったらしいので
こういう時間の分け方になっていたらしいです。
実際話してみると話し足りないくらい時間は足りなくて、
聞き手である学生の方ももっと話を聞きたいという感じでした。
結果、休憩時間に席を立つ人はおらず、
教室全体が非常に熱い雰囲気に包まれてました。
で、その3セットを終えると、
シラッチモンドの約10分の

情熱スピーチ

非常に熱いスピーチでした。

僕の言いたいことと100%合致していてずっとうなずいてました。
そしてBSGとしての意見としては
辛口評価で90点です!
それぐらい非常にいいプレゼンでした。
僕はプレゼン中、熱くなったり、緊張したりと
いろいろ混じると同じ場所に立ちつくしてるんですが、
彼はちゃんと歩きながらプレゼンしてました。
そしてまたプレゼンの最初にアテンションゲットとして
彼の十八番のギャグを取り入れるなど、すばらしかった。
しかし、プレゼンのコアの部分に近づくにつれて、
徐々にシラッチモンドの語りが熱くなって、
そしてその熱さが学生に伝わっていったと思う。
事実、最後のアンケートではほとんどの人が満足したということだけでなく、
彼らのモチベーションも大きく上がったことがありありとうかがえた。

しかし、今回の留学ワークショップの成功はシラッチモンドの功績ではなかったと思う。
特筆すべきはもう一人の企画者山元君の働きだったと思う。
僕は最近彼と友達になったばかりでそこまで彼のことを知らなかったんだけど、
彼の司会のうまさは普通じゃなかった。
司会というのはその場の進行だけじゃなくて、
スピーチのサマリーをしたり、わかりにくい部分や、大事なことを皆にわかりやすく伝えたりと
その場の柔軟性が求められる仕事。
司会の山元君はそれをホントに上手にこなしてた。
自分がやってもああはいかないだろうと思った。
ホントにびっくりするシーンが多くあった。

この二人の努力があったから今回の留学ワークショップは大成功をおさめることができたんだと思う。
もちろん、彼らを支えてくれたCIEの職員の方々や
帰国生の人たちの協力も不可欠なものだった。
でも二人がホントに外大の学生のことを想い、
考えてくれたから成功した。
彼らの功績にはホントに惜しみない賛辞を送りたいと思う。
ホントにすばらしかった。

12月4日には彼らがワークショップを行うそうだから
そこでまた大成功をおさめてほしい。

2008年11月11日火曜日

ビールツアー

ビールツアー行ってきました。
これは自分が以前所属していたIGC(通訳ガイドクラブ)の一回生が企画したもので、
ホントは留学生対象だったんですが、お願いしていれてもらいました。
で、友達2人も誘っていたので、その二人と留学生約10名くらいとIGC10名くらいで
アサヒビールの工場へ行ってきました。

吹田にあるので京阪からJRに乗り換えていくのですが、意外に近かったです。
しかし、ビール工場の周りは何もないですね。びっくりしました。
僕はつまみをこの日のためにわざわざ買っていたのですが、
家を出る際忘れてしまったので、何か買いたかったんですが、何もないうえに
吹田の駅からマジ近い距離だったので行く暇もありませんでした

で、ビールツアーはじまっていろいろ説明があったんですが、
「へ~」の連続で非常におもしろかったです。
ちなみに、工場の中では「Clear Asahi」を作ってました。

で、工場内のツアーが一通り終わると、ついにお待ちかねの
試飲タイム!!
千北君やる気マックス!!
飲めるのは2択
「アサヒスーパードライ」か「アサヒ 黒生」
で、一人合計3杯までで。
時間は3:10~3:30の20分間
20分間でビール3杯も飲めるかなと不安に思いつつ、
とりあえず、黒ビール(黒生)から。
で、みんなで乾杯して飲み始めたんですが、
マジ激ウマ!!
what the hell!? 状態
いままでだいたいが黒ビールなんてあまり飲んだことなかったんですが、
すげえおいしい。
後味が他のビールと全然違う!!
そして昼間から酒、しかもタダ酒!
おいしさ、ていうよりも気持ちよさが違うわ!!
おかげでぐいぐいいっちゃってあと一口で飲み終わりそうってところで
ガイド役のお姉さんが
「ビールがみなさんにいきわたったようですので、乾杯!」

もう飲み終わるけど・・・、てか、飲み終わった。
で、おかわりいこうとしたら
ガイドさんの説明
おかわりの仕方や時間制限などなど
その説明終わってすぐは行きにくかったけど、
おっさんがすぐ行ってたので俺もそれに続きました。
で、次は「スーパードライ」
一応、自分は企業研究もかねて
来る数日前に缶のスーパードライとキリンのラガーを飲んでいました。
だからスーパードライの味はなんとなく覚えていたんですが、
飲んでみると
もう格が違う!
すんげーうまい!
缶のスーパードライはどっちかといえば、荒々しい感じで
泡もきめこまやかというよりは粗めのイメージ。
コクよりものどごしって感じ。
ところが、このスーパードライマジでうまい。
缶のスーパードライももちろんうまいんだけど、
自分はどっちかといえばキリンのラガー派だった。
ただこのスーパードライ、缶とまったく違う。
後味も全然違ったし、泡のきめ細かさも全く違う。
これを目隠しして飲んでも、俺は絶対スーパードライって当てられないと思う。
とにかくめっちゃおいしかった。
で、2杯目はゆっくり飲んだつもりだったんだけど、
まだ全然時間たってなくて、3杯目は余計に時間かけて飲んだつもりだったんだけど、
結局、時間5分以上余ってしまって、ずっとピーナッツ食ってた
(ピーナッツとちっさいチーズはもらえた)
(チーズは激ウマ。あと試食で変なジャーキーももらえたけど、それもマジウマ)
で、そしたら試飲タイムが終わる一分前に友達が一杯目を飲み終わった。
で、もう一杯いかないの?って聞いたらもう十分って言ってたから
お願いしてもう一杯もらって来てもらって
3分の2以上俺が飲んだ^^
で、短時間にビールを一気に飲むとすごかった。
酔いがすべて頭に集中して、体の他の部分の感覚は鈍ることなくいつもどおりだった。
でもしばらくしてくると、酔いが落ちてきて、顔もピンクになって、
体の感覚もいつもの鈍い感じになった。
不思議体験。
で、おみやげコーナーで少し友達用と自分用買って終了。
枚方に戻って何人かでめしくって、そこでセットでついてたビール頼んで、
食べ終わったら帰宅。
8時に家つきました。
健康的^^

今度はキリンのビール工場行ってみたいと思いました。

2008年11月7日金曜日

10月に読んだ本

今日2件目の書き込みだよ!
さて、先月の読書数ですが、結局3冊でした><
今月こそはちゃんと5冊いこうと思います。
で、読んだ本のレビューを毎月書いていくことにしました。
ということで先月読んだ本。

まず、一冊目↓↓

経営者の条件












「経営者の条件」 ピーター・ドラッカー著

ピータードラッカーは経営学ではかなり権威の人です(確か) で、学生のうちに少しは読んどいた方がいいだろうと思って読んでみました。 ちなみにこれは一巻で、全13巻くらいあります。 それぞれ内容は違いますが、基本的に経営学関連です。
で、読んでみての感想ですが、よかったです。
書いてあることはちょっと難しかったので、さっと読むというよりはじっくり読む本だと思います。 よい経営者とはどんなものか、というよりはできる人になるには?という本でした。
時間の使い方や、人事の重要性などためになることばかりでした。
目から鱗の内容も多く、学生のうちに読んでおいてよかったと思ったと同時に
もっと早くにこの本に出会っていれば、もっと成長し
ていただろうなあとも思わされました。
できれば一回生のころに読みたかったです。
もちろんビジネスに興味が湧き始めただけの一回生の段階では
こんな本を読む気は起きなかったでしょうが。
とにかくいい本。
今、たまってる本を読み終わったら、次はこれの二巻を読んでみようと思います。
楽しみながら読むというより考えながら読むので疲れますが、ためになるので読みます。

続いて、二冊目↓↓

ブランドギャップ











「ブランドギャップ」
もともとは洋書。 自分のプレゼンテーションの先生であるガー・レイノルズさんがすすめていた本。 きさびーは英語版を買ってたけど、俺は結局買わなかった本。 で、前回ブックオフで半額で売ってたので(日本語版だけど) 買っちゃいました。
この本は何がためになるって、圧倒的なわかりやすさ。 ブランドというものは何かという説明をわかりやすいビジュアルをまじえて説明しています。 文章も非常に読みやすく、わかりやすい。
マーケティングに興味がない人でもこの本ならブランドってものがわかると思います。
それぐらいわかりやすいです。
わけわからない長い本を何時間もかけて読むより

この本をさっと読んだ方がさっと、そしてすっきり頭に入ってきます。
そしてプレゼンの勉強をしている人なら単純にスライドの勉強にもなります。
KISS(Keep It Simple and Short)を体現している本だと思います。
非常にいい本です。
是非機会があれば一読してみてください。
あ、言い忘れましたが。画像にリンクは貼ってますが、
アマゾンの広告収入のやつには登録してないので僕に収入は入りません^^;

そしてラスト↓↓
キリンビール リーディングカンパニーシリーズ











キリンビール リーディングカンパニーシリーズ」

キリンビールについての概要みたいな本です。
就活生向けに作られてる雰囲気がしました。
キリンビールの現在、過去、そして将来について書かれていました。
そして社員さんのインタビューなどなど。
普通にどんな会社かを知るくらいならいい本だと思います。
ただそこまで深く書かれてないので、読み応えはそこまでないです。
さらっと読めるので時間がない時や
キリンビールを知らないからちょっと知っときたいくらい
の気持ちだったらちょうどいいと思います。
いろんな情報が詰まってるのでおもしろいです。
企業研究するにはすごくいい本だと感じました。

今回は以上です。
来月は5冊紹介できるよう頑張ります。
とりあえず、10月から読んでいた本を今日一冊読み終わったので
あと4冊です。
買った本で読んでない本が4冊以上たまってるのでどんどん処理しなきゃです。
そしたらまた。

2008年11月6日木曜日

旅立ち

我がBSGのリーダーであり、友達である成田君が昨日韓国に旅立ちました。
理由は徴兵制のためですが、その前に韓国語のリハビリとして
語学学校みたいなとこに行ってから軍隊に行くそうです。
だから実際に軍に入るのは2、3月って言ってた気が。
とりあえず、僕らBSG2期生の一部(俺、ゆうき×2、きえちゃん)は関空までお見送りに行ってきました。

ゆうくんがレンタカーを借りて、朝の8時半に枚方を出発。
そして東大阪できえちゃんをピックアップ。
で、関空に11時くらいにはつきました。
で、成田君のもとへ着いたら成田君の友達が他にも来ていました。
しかも数名じゃなくて10人以上かな。
そいで、彼の弟も一度韓国行っていろいろ手続きして、
そのあとカナダに渡るそうです。
だから彼の友達もいっぱい来ていました。
彼らはまだ高校生で、授業があるはずなんですが、
聞いてみると、
「明日怒られる予定」
って言ってました^^
青春ですね。
てか、超いいやつらだな。
そしでみんないろいろプレゼントみたいなもの持って来ていたので
それ渡したり、みんなで写真撮ったり。
で、そんなこんなでしゃべっていると、すぐに搭乗の時間に。
自分としてはけっこう時間あると思っていただけに、
急な展開でびっくりしました。
成田君が僕の世界からいなくなってしまうと思うと
変な感じだし、とても悲しいです。
で、あんまり考えちゃうと泣きそうだったので
笑顔で送り出し(実際そこまで笑顔ってわけでもなかったけど)
一応最後はみんなハグしてお別れしました。
やっぱり別れってのは悲しいものですね。
たとえそれが一時的なもので、いつか会えると思っていても、
やっぱり悲しいし、何よりさびしいです。
で、そのあとは成田君が乗る飛行機が飛び立つとこまで見ていこうということで
なんか飛行機が見えるとこに移動して、見送ってきました。

別れってのは人にいろいろ与えるんだなあと思いました。
成田君が韓国で頑張ることを考えると、俺も負けないように、
成田君が帰ってきたときに堂々と会えるように頑張ろうと思った。
そして別れは人と人をつなげたり、その関係性ってものを強める気がした。
一人の人がいなくなったことで、人の重要性や大切さってものがわかる。
それが自分といなくなった人との関係性だけでなく、
自分と自分の周りの人たちの関係性にまで影響を与える。
もっと大切にしようしていく。

そして自分の友達がかけがえのないものになっていく。
なんかだからそういう意味で別れってのは負の側面だけじゃなくて、
正の側面も持っているんだと思った。
死についても同じことだと思う。
単なる別れよりはもっとつらいものになると思うけど、
生きているっていう素晴らしさとはまた違う素晴らしいパワーを秘めてるんだと思う。
でも、そのパワーが最大になるのはその人が周りにどれだけのことをしてあげたかによると思う。
もしくは周りの人との関係の深さ。
多く、そしてより深い関係性を築けた人ほど
死んだときに素晴らしい贈り物をこの世に残していけるんじゃないかと思う。
そうやっていい意味の連鎖なんかが起きる気がする。
死が人と人をつないでいく。
すごいことだと思う。
自分は死ぬ時にそれだけの人間になれているだろうか。
今のまま、普通に暮らしていれば、難しい気がする。
自分の普段の在り方について考えてみる必要があると思う。
そして改善しよう!!


ああ、あと帰りに寄った雑貨屋みたいなとこでカプチーノ作るための
泡だて器(牛乳用)を買いました。
で、今飲んでるんですが、幸せ^^
カプチーノうめえ。
だから、我が家のコーヒーのチョイスが増えました。
現在はこんな感じ↓↓
・エスプレッソ
・アメリカーノ
・ラテ
・カプチーノ
そのうちシロップでも買って、バニララテでもしようかなと考えてます。
値段次第だけどね!

あと、もう一つ報告。
派遣のバイトが決まりました。
前々から希望していたデジカメの販売のバイトです。
超楽しみです。
ついに営業のバイトです!
先に研修もしてくれるのでありがたいです。
早く働きたいです。
多分11月終わりからか12月の始めくらいから働くことになると思います。
できれば長期でしていきたいんですが、
とりあえず12月の終わりくらいまで的なことを言われました。
まあ、期間についてはあとからでいいでしょう。
そんな感じです。

さいなら

2008年11月5日水曜日

学祭 -和 sweets-

学祭、今年は初めて出店として参加しました。
メンバーはIGC(通訳ガイド部)関連の10名でした。
コンセプトとしては(日本人だけでなく)留学生にも受けて、
競合が少ない(かぶりにくい)デザート。
そしてなおかつできるだけ少ない材料で多くのメニューが作れ、
生産性がよく、誰でも作れるもの→コストを抑え、利益を最大限にするため。

そして、いろいろ考えた結果、日本のお菓子という感じになりました。

店名は「和 sweets」。
メニューはあんこや白玉団子を生かしたもの。
実際に僕らが考案したメニューは↓↓
・どら焼き
・白玉入りどら焼き(通称ドラ玉)
・団子(みたらし、きなこ、あんこから1つ選ぶ)
・ゴマ団子
・おしるこ
・パフェ(アイス、あんこ、団子などいろいろ入ってる)
・お茶

てな感じでした。
価格は
50円→お茶
100円→どら焼き
130円→どら玉
150円→団子全部(ゴマ団子含む)
200円→おしるこ
300円→パフェ

で、マクド戦略として何かとお茶をセットで頼むと、お茶が30円になる。
あと、最初、どら焼きは150円でどら玉は180円だったのですが、
売れ行きが悪く、価格を下げました。
そして、広告を二枚作っていいとのことだったので、
自分が広告作成。↓↓
とりあえず、日本人用と留学生用。
あと、これに加えて、sales promotion としてクーポンも作りました。
クーポンは売上増の効果も見込んでいましたが、
どちらかというとフライヤー(ミニ広告)的な役割を期待していました。
クーポンの中身としてはお茶代をタダにするというもの。

お茶は安くで買ってきていたので利益が圧迫されることはありません。
あとは、クーポンに明記してある場所にしたがって
うちの店に来てくれればいいなと思っていました。
そして、メンバーのみんなが歩きまわる時に広告塔になるのを多少期待して、
和sweets と書かれたTシャツを作成。
今回のプロモーションはすべて和sweetsで統一しました。
デザインは広告のものとすべていっしょ。
お客さんの頭の中で少しでもリンクしてくれればいいなと思って統一しました。
しかし、学生というのは基本的に学内の広告など見ていないので、
広告には大した期待はしていませんでした。
軽く自己満足。
それよりも友達全員にメールして広告した方が、コスト的にも、
実際の来る客の数的にも圧倒的に効果が高いだろうと思い、
前日にメール。

そしてむかえた一日目。
一日目は初めての出店ということもあって、
準備がなかなかすすまず、遅めの開店。
確か一時間は遅れた。
すべての商品の準備ができてたのはお昼まわってたからだった気がする。
その日はメール効果が出て、たくさんの友達が来てくれました。
そして友達がさらなる友達を呼ぶのでなかなかでした。
何より、僕のCIEでの知名度はなかなかなので
CIEでは千北君の店として知れ渡っていたようです。
実際、CIEの多くの方々に来ていただき、売上に貢献していただきました。
ありがとうございます。
一日目はまあまあの出来でした。
ただ、みんな慣れていなかったので生産性があまりよくなく、
全員(その日は9人)ほぼ総出で働きました。
朝9時前くらいから夕方7時くらいまで働いてたので
(買出し含む)
かなり疲れました。
自分は作るより、営業の方が向いてるのでずっと声出したり、お客さんの相手してました。
しかし、その分ずっと立ちっぱだったのでそれはそれで疲れました。
結局、一日目の売上は約2万円。
思ったよりよかったのでほっとしました。
ちなみに学祭始まる前の僕の利益予想(目標)は3万円(一人当たり3千円)で、
コストが2万5千円、売上予想5万5千円でした。
これで大体みんなの飲み会代くらいは出るかなあと思っていました。
そしたら一日目は2万円だったので、とりあえずは順調なようだったのでよかったです。

2日目
文句があったクーポン(お客さんの勘違いを招いた)を訂正して、配布。
前日はお客さんを待ち一辺倒だったので、営業部隊(俺)が積極的に攻勢をかける。
しかしあまり普通のお客さんには売れない。
で、ある時、自分たちが忙しいことからヒントを得て、思ったのが、
「他の出店にも忙しくて、朝ごはん、もしくは昼ごはんを食べれなかった人がいるのではないか」
結果は割とあたりでした。
他の出店の方に商品見せながら歩くと、けっこう買ってくれました。
しかし、あっちも商売人。
たまには取引でした。
こっちが買うからあっちも買うみたいな。
で、こっからもヒントを得て、俺らのメンバーの誰かがおなかすいて何か買ってきてほしい時は
営業部隊に行かせることにしました。
そしたら交渉の道具になるのでうまいこと売上アップにつながります。
そして値段によっては買う、もしくは商品のクオリティが下がっているという場合などに
値段をガンガン切り下げて売りまくりました。
5時で閉店なのですが、4時以降はタイムサービスで売りまくりました。
結果、売上は2万3千円。
思ったより伸びていませんでした。
原因としてはこの日僕らはかなりの数を売ったと思うのですが、
価格を下げて売ったものが多い上に、
この日は前日に来ていたような知人関係のお客さんが少なかったということ。
そして何より学祭期間中は寒くなると思って組んだメニューたちが、
この日は暑くあまり売れなかったということ。
(おかげでおしるこ大量に余る)

そして最終日。
その間も僕らは日々改善を続ける。
メンバーの一人であるさとこがパフェがどんなものかわかりやすく伝えるために
パフェの写真を撮り、その日のうちにプリント。
その写真を貼った看板みたいなものを作ってくれました。
そして中に何が入ってるかの絵を書いてくれたせのちゃん。
この二人の作戦が功を奏しました。
パフェが売れに売れる。
もっとも単価の高いパフェがやっと売れ始めたことでいい感じになる。
そしてこの日は前日に比べれば、風もあり、若干冷えていたこともあって、
他のメニューも好調に売れだす。
自分も気合いれていろんなとこに売りまくる。
結果、みんな少しは休みながら働いたにもかかわらず
(休んだって言っても1時間半くらいだけど)
売上は3万5千円。
要因としてはこの日は好調に売れたので
そこまで価格を下げる必要がなく、オリジナルの値段で売れたということ。
そして他の店はタイムサービスで価格を下げてきていたけど、
うちはギリギリまで下げずにやったことがよかった。
あとはタイムサービスの時間に入ったら材料がなくなるまで売りまくる。
結果としてやっぱりあんことか、どら焼きの生地だとかはあまちゃったけど、
他のものはかなり処理できたのでよかったです。

結果、
総売上 約7万8千円
コスト  約4万円
(コスト=試食など学祭関連にかかったお金すべて)
利益  約3万8千円
一人当たりの利益3800円

初めての出店にしては上々だったと思います。
反省としては天候など様々な売上を左右するであろう要因を前もってある程度調べておくこと。
天候などある程度の条件がわかればどれに力を入れるべきかわかるし、
無駄に作らなくてすむ。
今回はかなりおしるこが無駄になってしまった(ビジネス的な意味で)

そして遠くのお客さんにも何の店なのかわかるようなでかい看板を(店として)持っておくこと。
これは大きかった。
人は行列ができてると気になるものです。
実際、そうやって一度人だかりができた店はけっこう人の流れが止まりません。
しかし、うちの店は人だかりがある程度できても
その人たちがうちのメニューを隠してしまうために
(うちのメニューは机に貼ってあったので、人が前に立つと見えない)
何を売ってるのかよくわからない。
せめて何系統のものを売ってるかだけでもわかるようにしておくべきだった。

そして何が人を呼ぶためにある程度のパフォーマンスも必要だと思った。
このパフォーマンスは結果とか成果って意味じゃなくて、
実演という意味で。
パフォーマンスでお客さんの目を引いたり、
おいしそうと思わせることができたのにうちはそういったものがなく、
何を売ってるのか非常にわかりづらかった。
特に日本語がわからない留学生には余計にだった。
たとえ英語で「Japanese sweets 売ってるよ」とかいろいろ言っても
どんなものを売ってるのか相手がわからない(見れない)と売るのも説明するのも大変だった。
相当、日本に関心がないと買ってくれなかった。
途中からある程度その点を改善したことで売れ行きが伸びた。
やはり食に関して視覚というものはかなり重要なのだということを改めて思い知らされた。

そして学祭においてのルールの共有、確認。
やはり必要なことだった。
何回か学祭実行委員の人に注意され、時間を無駄にした。
前々からルールを全員が把握しておく必要があった。
そしてきちんとルールが共有されているかの確認もしておくべきだった。
僕らがしたのはルールが書かれたプリントを前日にコピーして配布しただけ。
やはり前日では忙しくてみんな読まないし、覚えきれなかったりする。
前々から見て、前日に確認くらいな感じがベストだと思った。

そして最後に改めてビジネスの難しさを知った。
今回は自分たちはコストと利益を上乗せして計算しただけ。
しかし実際にはこれに人件費が加わる。
多分、若干の赤字。
もちろん、これに経験効果が加わるから徐々に効率あがって
いつかは黒字化するかもしれないけど、この利益では生活するお金はかせげない。
しかも学校の外ではもっといろいろな要因が絡み合ってくる。
そうなれば予測はより難しくなり、経営するのも難しくなってくる。
それに今回は3日間だったからそこまでの不満は出なかったけど、
これを何回もやっていたらメンバー同士の衝突もなかったとはいえないだろう。
利益をきちんと出し、なおかつ働いてる人もちゃんと満足させる(幸せにする)

これを実行するのは「言うは易し行うは難き」であると思った。
そしてそれを実行している企業はいかにすばらしいものであるかというのを実感した。
すごい責任のもとで企業はビジネスをしているんですね。
すごいです。

あと、学祭に来てくださった皆さん、この場を借りてお礼を申し上げます。
みなさんのおかげで学祭は成功し、みんなハッピーになれました。
そして久しぶりに会えた人も多かったのでそれは個人的に非常に嬉しかったです。
また何か機会があればお会いしましょう。
とりあえず、今回お店の売上に貢献していただき、感謝です。
それでは失礼します。