2009年1月17日土曜日

無知の知

ソクラテスさんが吐いた言葉ですが、僕は今日まで、そして今でも
その意味を完全に理解していませんでした。
無知の知とは自分が何も知らないことを知っているということ。
そこに気づいてる分だけ他のやつらより知ってるわって感じなんですが、

最近になって、少しずつ理解し始めたのではないかと思います。

僕は、最近、目標を決めて本を読み続けています。
なぜなら、実力というものは知識という土台の上に
経験が積み重なって形成されるものだと考えているからです。
そして知識とは本からすべて得られると信じております。
だから僕はその実力を高めるためにできるだけ多くの本を読んでいるんですが、
どんどん、どんどん、読んでいくとそれが習慣づいて、
目標の達成が意外と容易になってきました。
今は月5冊はかなり楽なペースです。
そして本を読んでいくと、自分が知らないことが
この世の中にたくさんあることがわかってきました。
読めば読むほど、知れば知るほど、僕は自分の無知さにびっくりしました。
そして気づいたのは無知の知ってのは
何も知らない人が吐くのではなくて、
いろんなことを知っている人がマジでそういうのを実感して吐くセリフなんだなと思いました。
だからソクラテスってのはいろんなこと知ってたんだろうなと思います。
僕もやっとその無知の知ソクラテスレベルまでの第一ステージに立てたんじゃないかなと思います。

で、知らないことに気づいたからどうしたって思われる方もいるかもしれないんですが、
これが最近気づいたもう一つのことですね。
わからないからこそ、もっと知りたい、もっと勉強したいってなるんですね。
読書スピードが上がった理由はここですね。
読まなきゃって思って読んでるんじゃなくて、読みたい知りたいという気持ちで読んでる。
これは留学中にも、今までの人生の中でもそうそうなかった気持ち。
今までの勉強はやらされてやってた感がけっこうあった。
それを初めて自発的にやってる気がする。
無知の知万歳!!

だからこういうのを通じて思うのは勉強するやる気がない人ってのは
自分が何も知らないことを知らないんでしょうね。
ホントにわかってるつもりなだけ。
知らないと思ってるだけ。
知らないことを知ってる(realizeしてる)わけじゃない。
知り(realizeし)始めたら絶対勉強してしまうはず。
そんな大学生が増えればいいですね。
そしたら世の中(日本)よくなる気がする。
僕ももっと自分の無知っぷりを自覚できるように頑張りたいと思います!
そいじゃ、また

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