ボストン4日目の朝。
俺らはNY移動のために朝早めに起き、早々に準備を開始した。
そしてもう準備も30分前には終わろうとしていたころ、
トラブル発生!!
千北君がセキュリティのために持ってきたパソコンにつけるダイアル式のロックがなぜか番号をあわせてもはずせないという事態が!!
ロックにはワイヤーがついており、それをベッドなどに結びつけることによって、
盗まれるのを防ぐという代物なのですが、これでは盗めれるのは防いでくれるけど、
俺が持ってかえれな~い><!!
20分くらいみんなで格闘して、さすがにこれはあきらめるしかないということで最終手段!!
ペンチでワイヤーを斬る!!笑
ということで、シラッチモンドがホステルのフロントの方(もしくはお客さんかな?)から
でっかいペンチを借りてきて、10分ほどの格闘の末、ぶった切りました!!
おかげ俺のパソコンはベッドの呪縛から解放されたものの、
ロックからの開放はならず、切れたワイヤーが今でもパソコンにくっついております。
非常に危ない上にいろんなところにワイヤーが引っかかります><
ワイヤーの長さは残り15cmといったところでしょうか?
まあ、直に会社に文句の電話でもかけてやりますがね。
首を洗って待っていやがれ!!
はははー!!!
まあ、早めに起きたおかげもあって、トラブルがあったにもかかわらず、
予定通りの出発!!
そして、無事に駅に着き、待つところもないので、スタバを求めて旅立ちました。
そして近場にスタバを発見。
中に入ると、暖かい雰囲気。
朝の気持ちいひと時。
そして、きさびーのこの発言
「あー、ねむ」
思えば、ここからが悪夢の始まりでした。
俺「なんか、頭使うゲームしよっか?」
シラッチモンド「何?」
俺「覚えてしりとりとか?」
「シラッチモンド「いいね、やろっか?」
きさびー「しりとり」
シラッチモンド「しりとり、りんご」
俺「しりとり、りんご、ゴーヤ」
きさびー「しりとり、りんご、ゴーヤ、やきそば」
こうやって、俺らの頭は学校の授業時より研ぎ澄まされていき、
最終的に単語総数50以上。
時間にして2時間越え!!
そして「う」から始まる単語の多用!!
(うんこ、ウルトラマンタロウ、ウリボウ、宇宙、うさぎ、etc 他にもいろいろあったけど忘れた><)
さすがに疲れました。まさかこんなことになるとは予想外でした。
はっきり言って提案したことを後悔しました><
なんで旅行中にこんな頭使わないかんのかと。
しかも朝っぱらから!
しんどかったです><
もう二度としません><
11:45発のNY行きのアムトラックという長距離移動列車に乗り込み、
いざNYへ!!
みんなで
「世界の車窓から」
をやろうと決めていたのに、景色は思ったほど楽しくなく、
天気もあいにくの曇り空。
きさびーとしばらくいろいろしゃべっていたが、二人ともつかれていたので
(しりとりも一因 笑)
途中から爆睡。
おかげで4時間言おうあった列車の旅も短く感じ、あっという間の移動でした。
(2時間以上寝てた^^)
アムトラック下りたあとはもう
「ずっときさびーのターン」
でした(笑)
かれは数ヶ月前にNYに来たことがあったので、
地下鉄に関して博士号を持っていました(笑)
おかげで俺とシラッチモンドは考える力を失い、
もう脳みそを失ったかかしのごとくついていくだけでした(笑)
(脳みそうしなったのはかかしでしたっけ?)
で、電車から下りたあと、宿に向かったのですが、
宿が究極にわかりにくい><
看板はないとかいてあったのですが、完全に一般家庭にまぎれてしまっていて、
俺ら一行は何度もその前を通り過ぎていました><
そして、最終的に住所で探すことになり、見つけたのは、ごくありふれた普通のアパート。
とりあえず、ベルを鳴らしてみる。
「ピンポーン」
「は~い?」
日本人の声。
「吉崎様ですか?」
俺「は、はい(違うけど)」
で、中にはいって、手続きをいろいろ行い、
宿の人「それじゃあ、一泊お一人様$50で7泊で$350でよろしいんですよね?」
俺「うん?あの、すいません、ホームページには$41って書いてあったと思うんですけど…」
宿の人「あ~、今、シーズン期間中で、20%アップなんですよ」
あっさり。
宿の人「言ってなかったですかね?」
俺らお互い顔を見合わせて
「多分…」
宿の人「あ、それじゃ、20%アップなんですよ!」
え、今言われても!!
宿の人「どうしましょう?」
え、いやいや、どうするも何もこれから新しい宿探すの無理でしょ!
ということで、
俺ら「だ、大丈夫です」
(てか、こういうしかないよね)
で、それぞれ、$350払い、宿へ!!
ここの宿は変わっていて、俺らの宿は別の建物にあるんですね。
で、そっから移動。
去年留学していた先輩たちからさく○亭はいいよ
と聞いていたので、どんなところか楽しみ~♪
期待に胸を膨らませて、ドアを開ける。
まず、目に入るのは共同キッチン
シラッチモンド「なかなかいいじゃん!」
俺「俺らの部屋は~っと、え~と、角やんな!」
俺「あれ、角ってあれだよね?」
きさびー「ドアなくね?」
あるのは白くてぼろいのれんのような布切れだけ。
一同、恐る恐る、のれんをくぐると、そこには、目にあふれんばかりの、
2段ベッドが二つ!
部屋の中にこれでもか、というぐらいにおしこまれていた部屋でした。
あれれ~、これは倉庫かな?←コナン君風に読もう
歩くスペースが一人分しかないぞ
一人が戻ろうとした瞬間トラフィックジャムが起こります。
かといって奥に進んでもUターンできる場所なぞありません。
仕方なくベッドの上に避難し、交通を円滑にする。
部屋の広さで言えば、完全に一人暮らしでもせまい広さです。
それをスーツケースを持った野郎4人が共同生活しようというんだから、
そりゃジャムりますよね><
とりあえず、ベッドの位置をかけて、大富豪をしようと思っていたのですが、
なんかお互い希望がそこまでかぶらず、もっとも平和的な
話し合い
で決着しました。
もっとも、これを決めたのは悠君が合流してからですがね!^^
悠君が合流するのは1時間はかかるということだったので、それまで大富豪をすることに決定。
30分くらい経ったころ、一本の電話、
「もしもし、オレオレ、吉崎だ~よ」
俺「おー、今どの辺なん?」
悠君「ちょっと意外にかかりそうやわ。もう一時間くらいかかりそう」
俺がこのことを残りの二人に伝えると、
あきらかに二人の顔が曇る
さっきから俺らはお腹が餓死寸前まできていたのだ
俺「ちょっと、それは無理やな」
悠君「う~ん、だから先めしくっといていいし。俺のこと気にせんくていいし」
俺「じゃあ、先めし食うわ」←鬼
俺ら「いこっか?」
そして俺ら3人は夜のNYへと繰り出す。
俺らの足でいいレストランを探すという決意があったものの、
俺らのその決意はいとも簡単に崩れ去った。
その空腹と周りのおいしそうなにおいに負けて。
その結果
俺&きさびー「もうピザでいい」
シラッチモンド「えー、もうちょっと、頑張ろうや~」
俺&きさびー「もう限界」
シラッチモンド「ならピザ行こうか」
おいしそうなとこに目をつけ、
俺らのピザという名の幸せまであと10歩というところで
ブーン、ブーン、電話が暴れだす
しかたなく取る俺
俺「もしもし」
悠君「着いた!!」
どうやら悠君が最寄の駅に着いたらしい
俺「今、どこ?」
悠君「~駅!」
博士きさびー、一言
「それ遠いで」
俺「だって♪」
悠君「え、だって、さく○亭のHPに最寄り駅って書いてあった」
あわれ悠君。
新たなさく○亭の犠牲者誕生の瞬間である。
俺らはグーグルマップの航空写真という現代技術にのっとり、
しっかり疑似体験をすませてきているのだ。
HPに書いてあることを100%トゥルーだと信じて駅を下りてしまった、
赤子のような心を持った清き青年はさく○亭のHPによってだまされてしまったのだ
とにかく、俺らの任務は最後の仲間である悠君と合流するために
目の前にあるピザやをあきらめ、方向を変え、前進した
きさびーの指示にしたがって(笑)
そして、合流した瞬間、目の前に「らーめん」と書かれた旗がある日本料理の店を発見!!
もうこれはピザなんかよりよっぽどいいということで満場一致で可決!!
いざ、日本(料理店)へ!!
中に入って、お互いの近況や、悠君の近況(日本の様子)とかを話しつつ、
オーーダーー!!
俺「ラーメンコンボ!!」←すし、ラーメン、サラダがついて$11くらい!!
すしはさばずしを選びました。(めにゅーにはさばすしって書いてあった^^)
きさびー「みそラーメン」
シラッチモンド「あれ、ともや、みそ派?俺、ラーメン」
きさびー「俺、みそ派やで~」
悠君「すしセット、ミソスープ」
で、待つこと10分弱
大体の注文が出揃う。
俺のは何かしくったらしく、違うのが出てきて、
「今から作り直しますので、5分ほどお待ちください」
俺(5分で作れるんかい!!)
で、出てきて、食べてみる
俺「うまかっちゃんみたいな味するね」
シラッチモンド「そうだね、きっとインスタントだね。出てくるの早かったもんね」
悠君「うまかっちゃんって何?」
俺「え、石川にはないん?」
俺「インスタントのとんこつラーメンで氷川きよしとかが前、CMしてた。知らん?」
悠君「え~、知らん」
などと話しつつ、食べ終え、日本料理の店なので、チップを置くかどうか迷いつつ、
とりあえず、ちょこっと残し、さようなら。
その後、悠君を宿まで連れて行き、驚きの表情を見て、楽しみ、
その後の悠君の一言
「これで$50か。なんかおかしくねーか?ちょっと宿変えるか?」
俺ら「え!!できんの?」
悠君「なんかできるんちゃう?」
悠君「どっか空いてないか調べてみようや」
悠君「それに宿の値段も俺が取ったときはそんな値段じゃなかったと思うぞ」
俺ら「マジで!?」
俺ら「ちょ、ここがネット使えへんし、本館の方移動して、それから考えよか」
てことで、移動。
本館にてインターネット。
悠君メールチェック。
結果、メールの時は$47で請求されていたことが判明!!
なんか勝手に余計目に取られていたようなので次の日の朝にそこの料金に関してと
Refund がどうなってるのかを聞いて、場合によっては宿を変えることに決定。
で、お互いちょっとの間パソコンいじり、宿からのメールを悠君から見せてもらい、
そのとき!!
千北君は悠君のパソコン画面に○○というフォルダを発見!!
千北君&シラッチモンド「これはなんなの?」
「ちょっと見せて御覧なさい」
悠君「ちょ、ホンマ勘弁して!!」
俺&シラ「ちょ、見せて御覧なさいよ」
粘る俺ら、結果、悠君の粘りも効かず、俺らはそのフォルダの中身を解説つきでいただきました。
そのご、俺らの宿に戻り、いろいろ話したり、大富豪(皿洗いをかけて)しているうちに
3時くらいになり就寝。
次の日起きられるかな~?
モニター
5 年前
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