2009年8月25日火曜日

スタジオジブリ レイアウト展




















行ってきました。
写真は東京になっていますが、
行ったのは大阪です。
ネット上で大阪のやつを見つけられなかったので。
大阪のサントリーミュージアムで開催されていました。
海遊館の目の前です。
そのせいかやたらカップルが目につきました。
邪魔でした!笑

いやあ、しかし、自分はジブリ大好きで、
小さい頃から何度も観てきました。
なにせビデオに撮っていたので暇さえあれば見てました。
特に何度も観たのが「天空の城ラピュタ」ですね。
100回くらいはみたんじゃないでしょうか
もののけ姫なんかはせいぜい10回~20回くらいだと思うので
ラピュタだったらそれくらいはいってると思います。
おかげでラピュタに関してはそうとう詳しいです。
中学校のころ、後輩とクイズ出しあってたくらいです。
あと、(部活の)キャプテンもやってたので、
クイズに正解しなきゃ、部室に入れないという遊びもやってました。
8割方部室に入れませんでした(笑)
しかし、後輩の出した
「パズーとシータが入った洞窟で会うおじいさんの名前は何?」
という問題だけはわかりませんでした。
一回だけパズーが名前呼んでるんですが、毎度なんて言ってるか正確に聞きとれず、
知りませんでした。
後輩は最後のスタッフロール(エンドクレジット)で名前を知ったらしいです。
そこまではチェックしなかったぜ!

まあ、そんな話は置いといて、
レイアウト展なんですが、すんばらしかったです。
さっきまでの話で、僕がどれだけジブリ好きかというのがつたわったと思うのですが、
ジブリ好きにはたまらないレイアウトがたくさんありました。

僕はレイアウトってのは絵コンテだと思ってたんですが、
どうやら違ったようです。
説明すると長くなるのであらかた省きますが、
パラパラ漫画じゃなくて、割と正確なイメージ映像だぜって感じです。
アニメ製作にはいろんな仕事があるので、
その中でみんなが作業をどんどんしていけるように、
統一イメージを先に作っておこうということでレイアウトが使われているようです。

今回展示されていたレイアウトはジブリ作品から
宮崎駿さんが昔製作に関わっていた作品までいろいろありました。
宮崎駿さんが昔関わっていた作品、たとえば、未来少年コナンや赤毛のアンなどは
自分が生まれる前の作品であまりなじみがなくよくわかりませんでした。
しかし、ジブリ作品はほとんど見ているので大変おもしろかったです。
特にラピュタ、ナウシカ、魔女の宅急便あたりは何度も観た作品だったので
ホントに感動させられました。

ラピュタはラピュタの絵で感動しました。
えらく細かく書き込んであったので。
ラピュタが空へ昇って行くラストシーンのレイアウトは非常にどでかいものが使われていました。
何枚ものレイアウトの紙をつなぎあわせて、どでかい紙になっていました。
それでもラピュタの根っこの部分はしっかり細かく書かれてました。
駿さん、すげえ。
あと、ラピュタのレイアウトの中でえらくさわやかなムスカがいたので
吹きましたwww
すごい好成年だった(笑)

魔女の宅急便はレイアウトの数が少なかったのが残念でした。
黒ネコのジジもあまり載ってなかったし。
序盤でキキが街なかで箒で飛んで車にひかれそうになるシーンも(紙が)巨大でした。
アニメ製作の奥深さを感じました。

ナウシカはオームがすごいです。
ほかのがどうでもよくなるくらいオームがすごいです。
巨神兵もいい感じだったけど、もうオーム!
これっきゃないよ!

紅の豚、おもひでぽろぽろ、海が聞こえるあたりはあまり見てなかったので
普通でした。

平成狸合戦ぽんぽこ、耳をすませばあたりは普通に楽しめましたが、
耳をすませばがあまりいいシーンのやつがなかったので
ちょいとショックでした。
雫が「あんな素敵なところがあったんだ」的なことを言いながら、
階段駆け降りるシーンはあったので
それはよかったです。
そのあと、せいじくんが弁当届けてくれるシーンです。
地球屋行った後です。

レイアウトは紙だからなのか古い作品ほどそれが残ってなかったりするらしいのです。
なので、新しい作品はいっぱい残ってました。
つまり、
「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」なんかです。
これらは作品的にも格が高いということがあってか、
他の作品とは扱いが別でした。
そして、レイアウトの数がハンパじゃありませんでした(特に千と千尋は)。
この二つの作品の場所では入口に
拡大された巨大レイアウトが壁にペイントされていて、
圧巻でした。
しばらくそれを眺めてました。
千と千尋のとこではでっかい湯屋の絵だったので色も豊かで、
非常に楽しめました。
千と千尋のとこで驚いたのは食べ物に関してです。
もともと、ジブリは食べ物のシーンのレベルの高さ
(おいしそうに見える感じ)
には定評があると思うのですが、
(ジブリの採用の最終試験では食べ物の絵を描かなければならないという噂があるくらい)
それもうなずけるような設定の細かさでした。
レイアウトには絵だけでなく、絵を仕上げるために必要な情報として
メモのようなものがけっこう書きこまれてるんですが、
食べ物のシーンでは、各料理名から、
料理の色合いや、「油がのってうまそう」なんて書かれてるのもありました。
これほど食べ物のシーンに情熱をそそぐから
あんなおいしそうなシーンが出来上がるのだなと感心しました。
ジブリ、天晴れ!

最後はぽにょでしめでしたが、ポニョはまだ見てなかったので、
普通でした。
むしろネタバレしないか心配でした。
しかし、ぽにょのラストシーンを描いたといわれるレイアウトが最後に飾ってあったんですが、
すばらしかったです。
それだけはなぜか色鉛筆ではなく、水彩絵の具(?)で描いてあるように見えました。
最初はパソコンで描いてあるんでしょとか思ってたんですが、
全然違いました。
すんごいきれいでした。
水彩画も悪くないと思いました。
(後片づけがめんどくさいという点を除いてはw)

全部見終わったら、ショップが構えてあったんですが、
僕はレイアウト図録を買ってしまいました。
おそらく、今日みたレイアウトがすべて載ってるレイアウト集です。
2900円もしましたが、それだけの価値はある一品だと思っています。
今、自分の心はとても満たされています。
他にもぬいぐるみみたいなグッズもたくさん売ってあったんですが、
男一人でそれを買う勇気はなかったのであきらめました。

そんな感じです。
あと、帰りに靴とバッグを買いました。

今日は大満足な一日でした。
みなさんも、時間があれば、
スタジオジブリ レイアウト展へ足を運ぶことをオススメします。

そいじゃ、また

2 件のコメント:

34 さんのコメント...

トトロは小さい頃、毎日見てました。
セリフを暗唱できるところもあります。ww

chigi さんのコメント...

きゅうりを食べるシーンが大好きですw