学生について考えてみた。
学生にはプロフェッショナル意識がないと思った。
もちろん学生なんだから何かのプロなわけはないし、仕方のないことかもしれない。
でも、アルバイトをするとき、宿題をするとき、本を読むとき、
「学生だから(適当で)いい」
と思っていることがあると思う。
もちろん、それで問題はないから特に悪いことではないと思う。
なぜなら学生には特に大きな責任が伴うことがないからだ。
しかし、そのうちに私たちは社会人になり、仕事をし、
そこに大きな責任が伴うことになる。
まだ学生だから、社会に入ってから考えればいい
それでも構わないかもしれない、
だが、そういう意識では、結局社会に入ってもいい仕事はできないと思う。
社会人になる準備は早ければ早いほどいい。
そのためにプロフェッショナルの意識というのは必要なことではないだろうか。
プロフェッショナルの意識というものは「ベストを尽くす」という主観的なものでなく、
きちんと結果を出すことだと思う。
結果を出さないにしても常にその結果(他者)を意識して仕事するべきだと思う。
自分は以前、焼き鳥屋でアルバイトをしていた時にこう言われたことがある。
「お前はアルバイトと思ってここで働いてるかもしれんけど、そうじゃないんや。
いくらアルバイトでもお客さんから見れば、お前はプロの焼き師なんや
だからどんな時でも自分が焼いたものには自信を持って出せ
(自信なさそうにするな)。」
わが恩師、レイノルズさんもこう言っていた
「プレゼンをするときは堂々としろ。じゃないとオーディエンスが不安になってしまう。
たとえば、もし飛行機のパイロットが“今日は調子が悪いです”なんて言ったらお客さんがこの飛行機大丈夫かと不安がるだろう。それと同じだ。たとえ不測の事態が起きたとしても毅然としていろ」
みたいな感じだったと思う。
相手に不安を与えてしまっては、よい結果が得られない。
結果というのはその時々によって違うものではあるが、
基本的には他者(or お客さん)の満足だと思う。
仕事の場合も結局は上司の期待に応えることができたか、
つまり相手(上司)の満足である。
その満足感が結果となる。
だから自分が適当な気持ちでやっているものは
それが相手にも伝わり、結果にもつながる。
だからこそプロ意識っていうのは必要なものだと思う。
何を行うにしても、プロ意識によって得られる経験値というのは
全く異なってくると思う。
プロというのは基本的にミスを許されない。
だからプロ意識の人はミスをしないように気をつける。
そしてミスしたらそのミスがなぜ起こったのかという原因をきちんと考える。
それによって、同じミスが起こるのを未然に防ぐ。
ミスがなくなれば自然に仕事の効率や生産性は向上し、
よりよい仕事を与えられる(することができる)ようになる。
それは仕事の質という意味だけでなく、新しい仕事、
つまり仕事の幅というものがどんどん増えていく。
最終的にプロ意識を持っている人と持っていない人では
結果(生産力)に歴然とした差が表れる。
プロ意識を学生の時から持っているというのは他の学生に差をつける一因になると思う。
通常、こういう意識というのは社会人になってから、
もしくは企業によるセミナーによって培われていくものだと思う。
それをもっとはやいうちから持っていれば、さぞかし素晴らしい人になっているだろう。
自分は学生時代を安穏と送ってきたわけではないが、
プロ意識というものは持ち合わせていなかった。
だが、まだ間に合うとおもう。
残りの学生生活、そして就活においてもプロ意識というのを持つことは内なる変化だけでなく、
外にも表れてくるものだと思う。
そのプロ意識を持って、この就活の苦境を乗り越えようと思う。
モニター
5 年前
2 件のコメント:
私は母にそんなようなこと言われたなー。
知り合いだからって甘えたら駄目でしょって。大喧嘩になって家に帰ってくるなとまで言われたよww
でも、もう社会人になるしそれくらいの意識を今から持っていないと駄目なんだろうね。
就職活動頑張って!私も一応今月末にボストン行ってきます☆
家に帰ってくるなといわれてアメリカに行ったんですね、わかります。
ボストン行ってらっしゃい。頑張ってね。
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